2008年 02月 16日
Canonを選んだワケって・・・
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私が1Dmk3を買った直後、ニコンからD3が発表された。常用でISO6400、拡張ISOで
25600までカバーする高感度撮影能力や、フルサイズ撮像素子、51点ものフォーカス
ポイントを備えるなど、Canonのフラッグシップmk3を凌駕する要素がこれでもかと
ばかり多数盛り込まれていて、mk3購入直後で舞い上がっていた私でさえ「これは・・・」
と唸らされた。
しかし、不思議とニコンにシステム移行する気は全く起きなかった。もちろんmk3購入の
直後で舞い上がっていたし、苦労して買い揃えたEFレンズ達を下取りに出してまでという
勇気も無かったのかもしれない。
では、初めての一眼レフを買う際、何故に私はCanonを選んだのかと考えてみた。
私が初めて買った一眼レフはEOS Kiss Digital N。初めての一眼レフという事もあり、
購入する一眼レフをあるメーカーに決めるという事は、基本的にはそのメーカー製の
レンズと心中する覚悟が必要(そんな大それた問題でもないんですが・・^^;)って事も
さほど重要視していなかった様に思う。
よ~く思い返してみると、まずCanonという企業イメージが自分に合っていたのでは
ないかと思う。私の中でのCanonは、F1ウィリアムズ・ホンダでN.マンセルやN.ピケが
破竹の快進撃を続けていた辺りのイメージなのか、「最先端」とか「ワールドワイド」、
「スピーディー」、「革新」と言った様なイメージを受けている様だ。
加えて、飛行機撮りの世界では超有名なルーク.H.オザワ氏というフォトグラファーが
Canonユーザーだったという事もある。Canonを使えばああいう情緒的な画が撮れる
と、甚だしいカン違いを持ってしまった感もある(笑)。
名前を知っている数少ないフォトグラファーの一人、篠山紀信氏が、何故Canonを選択
したのかという問いに「自分の撮りたい画が撮れる、それがCanonだった」みたいな事を
雑誌で語っていたのも、「とりあえずCanon買っておけば間違いないのかな」と考え
させた気もする。紀信氏がずっとCanonユーザーだった訳ではなく、乗り換えたのは
最近の事あったのは後で知ったのであるが・・。
家電量販店で触ってみた時に、「キャシーン」というシャッター音や実際に手に持った
感覚が当時の私にはしっくり来たという事もあるかもしれない。今となっては違和感が
あるけど・・^^;。
決してニコンやオリンパスが嫌いだったという事ではなく、逆に、まず先にCanonありき
だったのだと思う。また、こういう非常に感覚的でしかない事が購買動機につながると
いう事で、CanonがF1の為に投資した年間数十億円というのは、あながち高い訳でも
ないのかなと思う。

以上、長文かつチラ裏(笑)な話、失礼いたしました。

by kotodaddy | 2008-02-16 11:52 | EOS


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