2015年 04月 01日
いきなり!ステーキ
先日、銀座をクルマで走っていたら巷で流行りの「俺の~」系レストランが何軒か横目に入った。フレンチ、イタリアン、和食・・。最近では「おでん」バージョンも出現したと聞いた。立ち食いを基本にして高回転化することで手頃な価格で料理を提供するスタイル。銀座の様なとんでもなく高額なテナント料が必要な立地でもリッパに存続しているって事は、今でも相当に人気が続いているのだろう。たしかに「立ち飲み」居酒屋はそこらにあるにはあるが、まさかフレンチだのイタリアンだので立ち食いとはねぇ・・。まぁキッチリ成功してるんだから、創業した人は目の付け所が私の様な凡人とは違うって事ですな・・。

そう言えばステーキでもこのテの店があると聞いたぞ。なんでも1グラム5.5円から頼めるカットオーダー方式なんだそうだ。200gで1100円、300gでも1650円?「老い」と言うものだろうか、ここのところステーキみたいなヘヴィなものは身体が受け付けなくなってきているが、たまにはガッツリと肉を食らってみるのも良いかと出掛けてみた。その名も「いきなり!ステーキ」(笑)。

事前にネットで調べてみると、おぉ、庶民の味方「ランチタイム」があるではないか♪ 300gのワイルドカットステーキにライスとサラダとスープが付いて1200円。いいねぇ、こりゃ安い^^ ま、税別で実際には1300円近くにはなるけど、そこらのステーキハウスだとついつい値段に反応してしまい、「あ、200でいいです。それにライス大盛りで」などと言ってしまうから、やはり値段を気にしないで良いのは嬉しい(笑)。

さぁ、やって来ました「いきなり!ステーキ」。いそいそと入店。ステーキとしては良心的な値段でも、いまやワンコインで食べられるランチさえあるオフィス街。やっぱり昼は毎日外で食べるサラリーマンには少々お高いのか、昼過ぎのランチタイムど真ん中にしてはすんなりと通されたのは拍子抜け。待つのキライなんでイイけど^^

オーダーして待つこと数分。ドーンと目の前に出て来ましたよ、熱々の鉄板に乗せられた300gのステーキが。店の名前の通り、前菜も食前酒のワインもへったくれもなく、いきなりのステーキである。
いきなり!ステーキ_c0152553_1791229.jpg

いやー、これは結構なボリューム感・・。さすが「ワイルド」と銘打つだけある(笑)。ちょっと角度的に分かりにくいんだけどステーキの厚みも結構あって、アメリカ本土で喰らったカウボーイステーキを彷彿とさせる。卓上に置いてあるステーキソースを上から掛けるとブワッ!猛烈な蒸気と油ハネとなってそこら中に飛び散りまくる。慌てて用意されていた紙エプロンで防御。

事前調べでは5.5円/gなのはベーシックなリブロースだけで、実はヒレは8円/g、国産牛は10円/g、黒毛和牛になると15円/gと言う料金体系となってたもんで、ランチで使われるのなんかは「ヒジョーに噛み応えのあるお肉なんでしょうね、きっと」と予測していたのだが、意外や意外。レアで出されたソレはナイフの入り具合も良好、正直言って「こりゃぁ、倍の値段でもそうそう文句は出まい」と思わず唸ってしまった。満足、満足。

んー、ハマった。久々の納得コストパフォーマンス。これからは肉を喰らいたくなったらココに決めよう。店舗も急激に増幅しているそうなので、皆さんの街に進出されたら一度行かれてみるのをオススメします。

by kotodaddy | 2015-04-01 18:01 | その他


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