2013年 05月 03日
787の運航が再開するらしいが・・
バッテリートラブルで運航を見合わせていたボーイング787。いよいよ復活を期した整備が始まったらしい。
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キックオフカスタマーであるANAの787は、現在のところ羽田・成田・岡山・松山・熊本・高松に分散してるみたいで、海外のフランクフルトにまで駐機したままだってところがその時点での事態の緊急度合いを物語ってるのだが、それらの機体1機1機に対して改良型バッテリーへの積み替えと、その周辺の対策改修が始まったらしい。改修作業は1機あたりで約1週間程度だと言うから、今月の末には当局のGoサインが出て、来月には日本のあちこちでまた787の勇姿が見られることになるんでしょう。また写真も撮れそうで良かった良かった^^

この787のバッテリー供給元は日本のGSユアサ。GSユアサと言えば日本が世界に誇る、京都に本社を置くバッテリーのトップメーカー。日本のクルマなんかほとんどがGSやユアサブランドのバッテリーが載ってたもんだ。今回のトラブルを受けて供給先変更とはならなかったのが救いか。でも、GSユアサはバッテリーは納入していても、その配線がらみのシステムマネージメントはフランスのタレス社で、実際の流通上もボーイングに直接納入するんじゃなくてタレスに納入して、最終的にタレスからボーイングに納めてるんだから当然か。

ただ、アレなんだよねぇ。一連の787騒動ってバッテリートラブルだけじゃなくて、JAL機では燃料漏れが起きたし、ANA機じゃ航行中に操縦席窓ガラスにヒビが入っただの、オイル漏れだのやってるんだよねぇ。この辺の対策があまり聞こえてこない気がするんだけど、大丈夫なんですかねぇ。

by kotodaddy | 2013-05-03 17:04 | 飛行機


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