2013年 02月 20日
北の大地遠征 Part2
今回の記事は異常に長文ですのでご承知おきくださいませ・・。

寒風が吹き荒れた中での猛禽撮影修行から撤収。

そう言えば前回の記事で書き忘れたんですがね。ゴーヨンを三脚に載せてスピーディーな猛禽類を追いかけていたところ、どうにも振り遅れるので「あー、しゃらくせぇ!いっそ手持ちじゃ!」とばかりに雲台マンフロット503から勢い良くゴーヨンを抜き、ぐあっとノスリに向けたところで思いっきりコケました。もうコント劇の様に両足が高々と地面から浮き上がり身体ごとドスン、と^^; 何年ぶりだろうなぁ、もうカンペキに地面に仰向けでひっくり返ったのって・・。下が完全に凍ってたんだよねぇ・・。すぐ脇で一部始終を見ていたkitanoeosさんの話では「見事なまでの派手なコケ方なのにも関わらず、自分の身の安全を全く案じることもなく、全身を使ってカメラ機材を守ったコケ方だった」、と(笑)。しかし良かった。カメラ機材も去ることながら、この段階で腰強打で動けなくなるとか手首骨折で病院直行なんて話になっていたら、私の壮大なる遠征計画は、北の大地を踏んでから2時間で終了となっていた筈・・orz

閑話休題。ホテルへチェックイン後に宴会が行われるお店に集合ってことで、しばしの離散。

押さえてある札幌駅近くのホテルに入り、予約してある旨を申し出ると、「大変申し訳ありませんがシングルのお部屋が全て埋まってしまいました」とホテルのスタッフ。「んじゃ、どうすんの」って顔でフロントマンの顔を見ていると、「ツインのお部屋にアップグレードさせていただきますのでお許しを・・」、と。

ほほ~、ツインですか。シングルよりも部屋は大きいし、シャワールームなんかも広くて過ごしやすいに違いない。よっしゃ、全然、OK(笑)。しかし、ここでツキを使ってしまったのが後々響いてくるとは、この時は微塵も思わなかったのでした。

さて、部屋でしばしの休憩の後に宴会のお店に向けて出発。いかん、雪が降っとる。カサ、貸してくらさい。
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お店はすすきの。ホテルからはたったの2~3ブロック先だったと思うのでまだまだ早めの出発ではあるが、まぁゆっくり散歩感覚で歩いてみるのも、いとをかし。そんな軽い気持ちで歩き始めたものの、どんなにブロックを突き抜けて歩いてもすすきのに着かない・・。あぁ、2~3ブロックなんて完全にカン違い・・orz Google Mapではほんの僅かに見えたのだが。さらに、途中でお店の情報をプリントアウトしたものを忘れたのに気付くも、時すでに遅し・・orz
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まぁ、それでもなんとかお店に到着。おぉ、実に豪華なお店である。その名も「海鮮ダイニング 空」。このお店のチョイスはwonderfullifewithさんによるものだそうだ。さすが日頃から良いところで飲んでいらっしゃる・・^^ うぅむ、ケイタイのカメラで撮ったのでなんかヒドい写真である・・orz 宴会シーンの撮影のために実は24-105もバッグに入れて来たのだが、ホテルの部屋にカメラごと置き忘れたことにこの時点で気付いた。なんかおかしいぞ、ワタシ・・。ひょっとして昼の「大転倒」で気付かぬうちに頭でも打っていたんじゃなかろうか・・orz orzばっかりになってきた・・orz

気を撮り直して、案内された席からすすきのの街を見下ろしてみるとこんな感じである。ドッカンと積もった雪を考慮に入れなければ、まるで東京・銀座である。
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それが証拠に・・、リムジンであります。雪のすすきのを行く純白のリムジン。やっぱりすすきのは銀座と変わらないですな。この店にしても銀座にありそうな高級イメージだし。
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さて、宴でありますが。ブログと言う場で日頃から交流していると、こういう時にまどろっこしい自己紹介なども無く、一気にトップギアに入っていくもんであります。実は本日ここに集まった4人は今日この日が完全なる初対面同士なのですが、それを微塵も感じさせない楽しいひとときでありました。

って、宴会のカットがまるで1枚もありません。さぞや語らいが楽しかったのでしょう、ケイタイにもコンデジにも、先日のカニ写真以外の料理などの写真が1枚も残っておりませんでした^^; 楽しい時間は経つのも速い・・。別れを惜しみつつお開き、と・・^^;

帰り道は、もうドカドカの降りです。皆さんにはご丁寧に地下道の存在を教えていただいたのですが、基本的に雪が珍しいって地域の人間ですから、酔いも手伝ってフラフラと歩いて帰ることに・・。
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しっかしアレですな。こんなに雪が降っていても北海道の方ってのはカサを差さないんですな。冬になると毎日の様に雪が降っているので、カサなんちゅう邪魔っけなモノは持たないんでしょうか。雪の質もサラサラのパウダースノーでして、仮に衣服に付いたって手でポンポンとはたけばキレイに飛んじゃうからなんでしょうか。途中からソレに気付いて通行人をつぶさに観察しながら帰りましたが、もう10:1の割合でカサ持ってませんね。いや、関東じゃ「こりゃぁスゴい降りになってきたゾ」って位なんですがねぇ・・。驚きました・・。しかし、なんだかヒドい写りの写真ばかりで記事を仕立て上げてしまいました。ま、仕方ないっすよね、コンデジとケイタイのカメラっすから・・^^;
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路肩に積み上げられた2mを超えるであろう雪山やツララが下りてる街路灯などにビックラこきつつ、なんとかホテルに帰還。部屋のテーブルの上には、追っかけ充電も終わり24-105がしっかりとマウントされ臨戦態勢に入ってる1DXが私を出迎えてくれておりました・・orz

by kotodaddy | 2013-02-20 19:17 | 旅行


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