2013年 01月 25日
Transcend 600x
私は割と「信奉主義」的なところがあって、気に入ったメーカーのものを使い続けるところがある。カメラに使うメディアに関しても、デジタル一眼レフを使い始めた頃にはレキサーだのアイオーデータなどに手を出したものの、ここ数年はサンディスクのものに統一して使ってきた。だが、トランセンドの600倍速と言うメディアに関しては以前からちょっと気になっていた。

600倍速ってのは言うまでもなく最速の転送スピード。連写を多用する場合にはスピードが遅いとシャッターが切れなくてイライラしてしまうことになり、理想的な撮影をするには実に重要な要素になる。これと言って速度が速い点に関してのデメリットも見当たらないことから、最近ではもっぱらスピードの速いメディアが主流になっている。
Transcend 600x_c0152553_1521497.jpg

だが、各メーカーでこの速度表記ってのがまちまちで、「◯◯◯倍速」と言う表記と「◯◯MB/sec」と言う表記がごちゃまぜになっていて、私自身イマイチよく分かっていなかったのだが、どうやら毎秒150KBの転送速度を1倍速として換算しているとのこと。トランセンドでは80倍速・133倍速辺りから始まって400倍速、さらに600倍速(最近では1000倍速カードも発売された様だ)と進化してきている。換算するとこの600倍速では90MB/sのスピードで、これはサンディスクで言うところの頂点に君臨する「Extreme Pro」に肩を並べる速度だ。

しかし、「Extreme Pro」はまだまだ高価だ・・^^;

なんやかんや言って値段だって大事だ。メディアも市場での普及度合いで価格に相当な差が出て来ていて、同じ容量でもCFに比べてSDなんかではバカ安くなっている。今まで使っていた1Dmk4ではCFとSDのダブルスロットになっていたので安価で替えるSDを大容量化して使っていたのだが、1DXからはCFのダブルスロットになってしまい、今まで使っていたSDは何の用も成さなくなってしまった。そうすると手持ちの容量になんだか不安を覚えてしまい、どうせ容量に不足を感じる位の「大漁」に出くわすこともそうそう無いのだが、全幅の信頼を置いていたサンディスクの「Extreme 60MB/s」と数百円の違いしか無いことを承知で「トランセンド600倍速」に今回ついつい手を出してしまった。私は過去にメディア破損で撮影データ全てを失った痛い経験があり、「自主規制16GB」としているので(笑)16GB。

壊れんなよ~^^;

by kotodaddy | 2013-01-25 16:07 | EOS


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