2011年 06月 17日
かくなる上は、作るのである。
ラーメン好きである。ウチの周囲は割とラーメン店が多く、一般的には激戦区呼ばわりされている地域になっているので、最近じゃ1週間の間に色々と情報収集して、休みの日の昼食にはわざわざ食べに行く事さえある。
かくなる上は、作るのである。_c0152553_1833568.jpg

しかし、昼食にわざわざ遠方のラーメンを食べに行くって事はソレだけで休みが終わってしまう事にもなる。いや、休みが終わってしまう程に時間のかかる遠方のラーメン店に行くと言う事ではなく、真昼間の真っ只中にラーメン店に向けて移動しているって事は、すなわちそれがその日のメインイベントになってしまい、例えば撮影なんかに行ったとしても撮影ものが分断されてしまうって事で、じっくりと腰を落ち着けて撮影なんて形にはなりにくい訳だ。長時間勝負になりがちなカワセミ撮影なんかだと、ヘタをすればひと目もお会いできずにラーメン屋に向かう事にさえなりかねない。って言うか、最近そんなマジメに撮影にも行ってない訳だが・・^^;

そんじゃどうするかって言うと、「家で作る」のである。家で作るラーメンって言うと、「サッポロ一番」とかの即席ラーメンになりそうだが、それじゃあまりに味気ないってんでスーパーに行くと、最近じゃ意外に数多くのラーメン具材が売られている。麺なんか太麺から九州系の極細面まで様々な太さの生麺が取り揃えられているし、チャーシューは既にカットされたお手軽バージョンから、まだヒモで縛られたまんまのセルフカット可能なモノまで。心もち厚めにカットしてちょっと炙って乗せたりなんかしたら正にウヒヒ状態である。メンマなんかあまりに種類が多くて迷ってしまい、個人で買うってのに、よりによってパック入りの1kgモノに手を出してしまう大バクチに出た事さえある。マズかったら残りは一体どうしようと言うのであろうか。
肝心のスープだってズラリである。スタンダードな醤油から味噌・塩・とんこつだけでも数種ずつ、しかも1人前ずつ袋分けポーションされたものから500mlペット物まで幅広く揃っている。これらのスープを割るのも単なるお湯じゃ面白くない。粉末の鶏ガラスープを溶いた湯で割るのである。「そこまで凝るなら、鶏だの豚だのの骨から煮込めよ」って声も聞こえてきそうだが、そこまでやったら朝から作業になってしまう。やった事あるけど。でもまぁ、わたしゃプロじゃないんで、ここは「仕方ないと割り切った渾身の一杯」(笑)に賭けるのである。

こういった数々の具材を前に男独り、出来上がりのドンブリの姿を想像してニヤニヤしながらスーパーの手提げカゴを満たしていくのは何気に楽しい。最近じゃ、「かっぱ橋で麺茹で用の網カゴでも買ったろうか」と密かに企画したりもしている。しかし、ふと気付くと、ナゼかレジで5000円近く支払う事になっている。うぅむ、これは店に行った方が圧倒的に良かったんじゃ・・^^;

by kotodaddy | 2011-06-17 19:13 | その他


<< 百里基地Part1  F-4EJ      離陸まで数分 >>