2010年 05月 26日
裸の三脚を電車に持ち込むのはアリか?
昨日は夏を思わせる様な天気。「んじゃカワセミでも行ってみるべぇか」と支度をしながらカレンダーを見やると、25日。一般的に5と10がからむ通称「ゴットー日」は道が混む。ましてや中央高速が集中工事をやってる関係で、下の道まで混雑が激しい期間だ。フィールドまでの道中は一ヶ所だけ万年渋滞してる箇所があって、スムーズに流れている日であってもココを通過するのにハマってしまい、最低でも1時間は見なければならない。先週、yoshioyajiさんとお会いした時なんか往路で1時間半ちょっと。復路に至っては2時間半もかかった。運転そのものは大好きな私であっても、そんな中を行くのはちょっと気が重い。で、ふと思った。「いっそ電車で行っちまうか」。早速Yahooの路線案内で調べてみると、ウチからフィールドの最寄駅まで電車で30分もかからないって驚愕の新事実が判明した。駅からフィールドまでは徒歩15分。トータルたったの45分じゃんよ。45分って言ったら、その万年渋滞スポットまでもたどり着いてないゾ。よっしゃ決めた、電車だ^^
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しかし、ここでハタと考え込む。ゴーヨンにmk4は、取り付けた状態でズボッとレンズケースに入る。しかし問題は三脚だ、三脚。私は三脚ケースなるものを持っていない。あのヘヴィなNeo Carmagne830油圧雲台付きを裸で手に持って電車に乗り込むのはどうも気が引ける。ましてや今日は平日だ。しかも皆さん一生懸命働いているお忙しい方だらけのゴットー日の25日ではないか。「あぁ、あそことここを回って、その後は・・。ぐあぁ、忙しくて目が回りそうだっ」と汗を拭きつつ頑張るジャパニーズ・ビジネスマンの隣に、デカい三脚を手に持ってのほほんと撮影に向かおうとする野郎が1名涼しい顔で座っている。「このクソ忙しい日にナンなんだっ、貴様ぁっ!!」と、突然に首を絞められても何も文句は言えまい。それに三脚なんてものは裸で持ち歩いたら、一般人には一種の凶器にしか見えんのではないか。仮に金属バットを裸で電車に持ち込んだら、それが見るからに健全で頭イガクリの野球少年であっても「キミ、ちょっと来てくれる?」っておまわりサンに連れてかれるだろ。「あぁ、あそこにナンだか物騒な物を振り回し出しそうな不審者がいるわ・・。怖い・・。隣の車両に乗りましょう」などと子連れの奥様に回避されても、それは至極当然なのではないか。が、しかし、フィールドには行きたい。クルマは今日に限っては絶対に乗りたくない。しばしの葛藤の後、私は裸の三脚を手に持って電車に乗り込んだ。「絶対に振り回したりなんか致しませんし、皆さん暑い中ご苦労さんです」という顔を一生懸命作りながら。そんな気苦労をしてまで乗り込んだフィールドで完全ボウズを喰らうとは夢にも思っていなかった、ゴットー日の午前中だった。

by kotodaddy | 2010-05-26 12:47 | EOS


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