2009年 01月 11日
カワウとウミウ
ワンコの散歩でよく通りがかる小さな川。ここに結構多くの野鳥が来る事はお話ししたと思います。先日upしたカシラダカもそうですし、カワセミ・ジョウビタキ・モズ・カワラヒワなどを「普通に」見る事ができる。やはり水質管理が徹底され、環境が良化しているって事なんですね。
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それはともかく。先日、川の脇に立っている高い木のてっぺんにカワウが留まっていました。以前は本州各地で普通に繁殖していたらしんですが、現在では中部地方と関東地方を中心に本州と九州の10数箇所にコロニーが残るだけとなり、急激に繁殖地が激減しているんだそうな。「内陸の淡水、河川、湖沼、海上で見られる」とされる野鳥なので、ここの様な内陸の川っ淵に居ても、これは良し。
しかし、こんな鳥もそばに居たのでちょっと驚き・・・。



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ウミウ。伊勢湾に注ぐ長良川の鵜飼に使われている鳥ですね。「岩礁の多い荒海や大洋に面する岸壁の多い海岸に生息する」そうで、「大きな川の河口や海岸にはカワウもウミウも生息」とあるんですが、ここって一番近い海岸まででもざっと30km以上はあるんだよなぁ・・。
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それが、こんな内陸の一本の木に留まって長いことお見合い状態だってんだから、自然界は分からないもんです。この川、どこまでも行けば最終的には海につながっているんだろうけど、何でここまで飛んできたんですかね。渡り鳥は何百キロも飛んでくるんだから、そういう事もアリって事ですね。

by kotodaddy | 2009-01-11 15:04 | 野鳥


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