2017年 07月 25日
甦れ、EF24-105
私の標準ズーム、それはEF24-105 F4L IS USM。
もう遙か昔に、たしかEF70-200 F4L ISの次に買ったLレンズだと記憶しております。
レンズに関しても「売った買った」をさんざん繰り返してきたワタシですが、このレンズだけは手元から離れないで今に至っています。
最近じゃⅡ型なんつーモノも発売されたみたいですが、まぁ望遠ばかりで被写体追い掛けてるもんでじぇ~んじぇん食指動きません(キッパリ)。
とは言え、かれこれもう10年近く使ってますもんでね。見た目に大きなキズやスレは無くとも、やっぱり経年みたいなものは感じるものでして。

例えばココ。ピントリング。
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このピントリングってゴムで出来てますんで、年期入ってきますとなんだか白っぽくなってきちゃうんですね。
こうなってくると「じぇ~んじぇん食指動かない」ワタシでも「そろそろ新しいのとリプレイスも‥」などとなりかねません。

いかんいかん。クルマだのカメラだのに日頃からこれでもかと散財してる身としては、いらん物欲は封印せにゃなりません。
って事でコレですよ。
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アーマオール。いわゆるゴムやプラスチックなどの保護つや出し剤ですね。皆さんのご家庭にも1本転がってやしませんか(笑)?
これを使って10年モノのEF24-105を新品同様に復活させてあげましょうってのが今回の企画。
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こんな感じで、薬剤を染み込ませた綿棒でミゾ1本1本に塗り込んで参ります。結構ジミな作業ですが、液体の薬剤なんで全然難しくもありません。
作業時間はものの4~5分ってところでしょうか。
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Afterはこの通り。やっぱりクロはクロであってこそ引き締まるってもんです。みごと10年の経年劣化が払拭され、今の世に甦りました^^
ワタシの場合は「アーマオール」を使いましたが、変なニオイやベトつきも一切ありません。ただ「キレイになった」だけ。
同じ「保護つや出し剤」で「ポリメイト」とかって有名商品もありますが、こちらに関しては分かりませんので自己責任で^^;

「甦る」と言う漢字は「更」に「生」きると書きます。私もまだまだこのレンズと更に生きて行くことでしょう(笑)。

by kotodaddy | 2017-07-25 18:44 | EFレンズ


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