2014年 09月 02日
B級グルメを喰らう
ケイバ撮影で競馬場行って「ちょっと小腹が空いたなぁ」とそこらで売ってるモノを食べてると、「いや、こりゃぁウマいなー」と感心する事がある。「競馬場で売ってるモノなんて・・」などとバカにしてはいけない。もちろん、いわゆる「B級グルメ」としての印象なり感想なのだが、実際、「ウチは素材と調理にとことんこだわってます」なんて謳ってるリッパでキレイなお店より、会社帰りにちょっと駅のガード下の赤ちょうちんで食べた煮込みが妙にウマかったなんてのはよくある話で、競馬場が「B級スポット」と言っていいか分からないが、意外にこういう場所にウマいものが多かったりするもんである。

で、やっぱり同じ様な事を考えてる方は多くて、ギャンブル場でのグルメに触れてるブログやサイトは実に多い。色々と調べてみると、「これは(`・ω・´)シャキーン!」と来た一品が・・。
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「牛炊(ぎゅうすい)」。

ただ、コレが名物料理として有名なのは「ボートレース多摩川」。競艇場である。
うーむ、競艇か・・。競艇には実は過去に1回だけ撮影目的で平和島まで行っているのだが、競馬場と微妙に、いや微妙じゃない、明らかに違う「鉄火場感」が場内を支配した、個人的にはいまだに一抹の怖さみたいなものがあったりする場所である。でも思い返してみると、あれは「怖いんじゃないか」って勝手なイメージが勝手に先行した初訪問だったし、今から思えば割りと閑散としてた気もするし、大人しく端っこ歩いてれば大丈夫かなと考え、わざわざお腹を空かして、「牛炊」を食べるが為に行ってみた。
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さぁ、2度目の競艇場、初の多摩川競艇であります。オドオドしてるといかんと考え、堂々と歩を進めていくと・・。うーわ、平和島競艇と明らかに違った殺伐感・・。私が今までに行ったギャンブル場の中で最も鉄火場感が強い。たしかにそこら中にアッキーナのポスターが飾ってあったりするのだが、そんな浮ついたもんを一蹴一掃するかの様な排他感と言うか、間違いなくこの場にいる全員が一攫千金だけを狙って銭を叩き付けてる、明らかに博打場独特の空気感なんである。しかもこの日は開催最終日で優勝戦が組まれていた様で、普段よりも大勢の博徒たちが集い、更に外は小雨混じりと言う事もあって中央スタンド裏の屋根の掛かった場所にその勝負師たちが集中してひしめき合い、ある者は地べたに座って競艇新聞を読みふけり、ある者は大型スクリーンに映し出されたオッズ表を無言でジッと睨みつけ、そしてある者は既に千鳥足で小雨パラつくレース水面に向かって行く・・。とにかく強烈に凝縮された緊迫絵図なのである。「名物の牛炊だけを喰いに来ましたぁ♪」みたいな私は、何もそんな事を誰に言ってもない筈なのに強烈な疎外感を感じてしまうのでありました。

そんな中を、ちょっと臆しながらもズンズンと進んでいくと牛炊を扱ってるレストラン発見。早速、食券を買ってご対面^^
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おぉ、コレが牛炊ですか^^ 750円と言う金額は良心的。だってお肉の量だってたっぷりだし、ご飯の量も必要にして十分。味にアクセントを付けたい方はどーぞって意味なのかな、キムチの小皿が付いてくる。「あ、おろしニンニクもど~ぞ♪」とおばちゃんに言われたんで、レンゲの上に軽く乗せてみた。優しげなひと事が妙に嬉しい、殺気立った鉄火場の午後である。
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ちょっと薄味かなとも思えるが、塩味の効いた牛テールスープを熱いごはんにかけ、程良く煮こまれた牛肉の塊と、刻みネギをドバっと振った丼。いやー、マジでウマいよ、これ。焼肉屋さんとかで扱ってるクッパ系に近いね。いつも私は辛味たっぷりのカルビクッパに手を出してしまうので、こういうあっさり塩味系クッパってすごく新鮮だし。いや、それは別としても、私は断言する。これはイケてる。わざわざ競艇場なる場所に踏み込んで行かなければならないが、それでも十分に行く価値はある。おそらく私はもう一度行くと思う。関東圏にお住まいの方は、是非是非行って食していただきたい^^

by kotodaddy | 2014-09-02 17:00 | その他 | Comments(2)
Commented by ya_mura at 2014-09-03 21:58
競艇場へ食べに行くって…かなりマニアックな選択ですね(^^;)
自分はそんな度胸はありません…
美味い物を食すると、脳みそが活性化して…いい感じで順位予想できるんでしょうかね~
Commented by kotodaddy at 2014-09-03 22:51
ya_muraさん
B級グルメを食すと言う縛りを課すと、ギャンブル場って意外な近道だったりするのではないか、と(笑)。
まぁ、かくいう私も競艇場に関しては少なからず「うぅむ・・」と唸る部分もあったのですが、
ギャンブルとしての競艇はもうサッパリ分かりませんので、中途半端にギャンブルに目移り
する事も無く、無事に牛炊を完食完遂して参りました(笑)。


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