2013年 01月 03日
箱根駅伝
いやぁ、今年も終わりました、正月の風物詩「箱根駅伝」。

以前にも「ロケ地みたいな場所に行ってみたくなる」って記事をupしたのですが、箱根駅伝に関しても一度は「その場」を訪れてみたくなるのがkotodaddyでして、もう結構前の話にはなるのですが、行ってきたんだなぁ、「その場」に(笑)。
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この場こそが箱根駅伝往路ゴール地点であり、復路スタート地点。過去に数多の悲喜こもごもを見続けてきた、大学駅伝を語る上で避けては通れない地であります。こんな碑が建ってるんですねぇ^^
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その場から視線を移すと、そこは最終コーナーであり、第一コーナー。あそこを曲がってトップのランナーが大歓声に包まれながらここに向けて走りこんでくる姿を想像すると、今ここに立っている事もなんだか感慨深いものになるのですが、多くの観客も大学名の入った応援のぼりも並んでいないと、なんだか予想外にガランとしてるもんで・・^^;
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「駅伝ミュージアム」なる施設もこのスタート&ゴール地点脇に建っております。もちろん中に入りましたが、大学駅伝の歴史、選手が身につけたウェアやシューズなどが展示されていましたねぇ^^

私は割と若い頃からマラソンの様な長時間の競技を見るのはずっと苦手で、2時間3時間に及ぶテレビ中継の間ずっとテレビの前から離れない人たちを見るにつけ「何が面白いんだろう」とまで考えていたのですが、ここ7~8年、やたらと大学駅伝が好きになってしまいました。「ナゼに心境が変化したの?」と問われるとそれに返す明確な答えを持ちあわせていない事に気付くのですが、母校の意地と名誉をかけて走っている姿を見ると、なんかこう・・、涙腺が緩んじゃうんですよねぇ・・。老いか・・^^;?特にねぇ、無念の途中リタイヤなんかを目の当たりにしてしまうと、彼のこれからの1年、いや長い人生そのものまで心配してしまう訳です。周りは「仕方ないよ」と言うかも知れません。しかし、当の本人にとってはそんな言葉で割り切れない、おそらく人生観そのものが激変してしまうであろう辛い出来事だと思うのです。翌年の箱根駅伝で無事完走しリベンジを果たせたのならばまだ心持ちも違うでしょう。しかし、あそこに出てくる様な大学の陸上部は当然ながら選手層は厚い。最初で最後の箱根駅伝なんて選手はザラで、リベンジも許されないまま失意のままに社会に出て行き、何かの折に「あぁ、あの時の・・」などという目で見られる・・。結果や責任が全て本人に起因する個人競技と違い団体競技と言うものは得てしてそういうものなのですが、勝っても負けても、好走してもそうでなくても、そんな残酷さをはらむのが大学駅伝なのでしょうか。

by kotodaddy | 2013-01-03 16:27 | その他


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