2010年 12月 05日
Fポン・テスト走行 最終回
今回でフォーミュラニッポンのテスト走行記事も一旦終わりにしようと思います。1年半ぶりに撮影した感想としては、やはり「たまに出掛けてみた」程度の付け焼刃ではなかなか難しい被写体であるという事を痛感しました。相当のスピードがある被写体ですから、そのリズムに合わせてレンズを振っていく事自体が慣れを必要とします。この辺はカワセミ撮影にも似た部分があるのではないでしょうか。

1)激しいコーナリング。イン側のフロントタイヤが宙を彷徨います。これも雑誌などで見かけるカットゆえに、できれば撮ってみたいと思っていたシーンでした。本来であれば、もっとスローシャッターでブラして、マシンの暴れる様な挙動として描くべきだったんでしょうね^^;
Fポン・テスト走行  最終回_c0152553_19182811.jpg

2)流し撮りという、レース撮影では必須のテクニックがありますが、今にして思えばもうちょっとチャレンジャーなSSで撮っておくべきだったと反省しきり・・・。全滅を恐れるがあまりに安全サイドのSSを選んでしまい、写真としての出来も大人しいものになってしまった感があります。例えボツカット量産の中で残ったのがたった1枚だったとしても、自分ではムリと思われる様なSSを繰り出してのものだったら、その残った1枚を前にした時の感慨もまたひと味違ったものになっていたんじゃないでしょうか。次回の最大の課題です。
Fポン・テスト走行  最終回_c0152553_19183395.jpg

3)午後の走行は14:00から16:00まで。この時期の16:00と言えば、陽は既に大きく傾き、西日としてコース上のマシンに長い影を創り出します。走行時間終了のチェッカーが振られるまで残り数分。「あー、終わっちゃうー」と焦りながら撮った1枚。前回は午後の走行が雪でキャンセルになったからでしょうか、たった4時間の撮影ではあったものの、なんとなく満足感は感じられたのが幸いでした^^
Fポン・テスト走行  最終回_c0152553_19183779.jpg

レーシングマシンには、こういったフォーミュラカー以外に市販車ベースのカテゴリもあり、特にスーパーGTクラスと呼ばれるカテゴリは人気も高いんだそうです。聞いたところによれば、観客数もS-GTは断然多いんだとか・・。ワタシみたいな素人的には、レーシングカー=(イコール)F1みたいな印象が強いので、Fニッポンの方がS-GTよりもレーシングカーを撮ってる気がしてくるのですが、この辺は好みもあるでしょうし、第一そのS-GTを目の当たりにした事もない私がエラそうに評論すべきじゃないですね。と言う訳で、次回サーキット撮影に出向く際にはなんとしてもスーパーGTを追ってみたいと強く思うワケでした^^

by kotodaddy | 2010-12-05 19:51 | サーキット


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